今更だが、2022年度の攻玉社の第1回入試(2/1)本番の自己採点をしたのでその結果を載せる。
日能研だったか、四谷大塚だったか、どちらかのサイトに解答速報が出ていたので試験終了の数日後に本人に確認しながら答え合わせをした。今回の入試の勝因はどこにあったのか。
第1回入試 自己採点結果
※配点は過去問をもとに私独自で類推したもの。答えも本人の自己申告のものに採点しているので数点ずれている可能性が大いにある。
国語
56点/100点
1⃣~3⃣ 12/30点 漢字の読み、書き、四字熟語
4⃣ 15/32点 物語文
5⃣ 29/38点 説明文
最初の1⃣~3⃣の漢字が4割の出来だが問題自体は全体的に難しかったのではと思う。5⃣の説明文はよくできた。最後の記述問題は、書いた内容を聞いたらわりと書けていたようなので、5/9点として計上。過去問では7割程度とれていたが、今回は伸ばせなかった。
算数
55点/100点
1⃣ 15点/25点 計算問題
2⃣ 20点/25点 一行問題
3⃣ 5点/25点 速さ
4⃣ 15点/25点 立体
入試説明会では70点取れれば合格とのことだった。なので最初の1⃣、2⃣で8割の40点/50点を確保し、残りの3⃣、4⃣で6割の30点/50点をとる目論見だった。しかし、1⃣でいきなり2ミス。3⃣の速さは1問しか正解できず壊滅。しかし、苦手分野の4⃣の立体で思いのほか得点。立体は毎年出ているので最後にしつこく対策したのが功を奏した。試験終了後、周りの人はほとんど白紙だったと言っていたので、算数の平均点は低かったのだろうか。
社会
37点/50点
1⃣ 15点/20点 歴史
2⃣ 17点/20点 地理
3⃣ 5点/10点 公民
今年から公民分野が大問として独立すると入試説明会で言っていたが、本当に3⃣として独立した。けっこう対策してて、本人も得意だったのだが、残念ながら5割の得点率。しかし歴史や地理で稼いだ。毎年出ていた時事問題を対策していたが、今年は1問しか出なかった。過去問も含めて、今回が最高得点。
理科
41点/50点
1⃣ 12点/14点 地学
2⃣ 11点/11点 生物
3⃣ 7点/11点 化学
4⃣ 11点/14点 物理
入試説明会の事前告知通り、各ジャンルから出題された。入試説明会で言っていた理科の時事問題はノーベル賞がらみだとこちらも予測していたが見事出題された。また、こちらも過去問を含めて最高得点だった。
4科目合計
189点/300点 ※推定です
過去問の合格最低点
第1回入試の合格最低点は以下
2021年度 最低点 201点
2020年度 最低点 204点
2019年度 最低点 191点
2018年度 最低点 174点
2017年度 最低点 181点
2016年度 最低点 174点
過去2年の合格最低点は200点超えだったが、2018年以前の水準になったのでクリアしたのか。算数が例年より難しかったのは確かなので、おそらくこのくらいの合格最低点だったと思われる。
過去問の理社の合計点
今回の入試で算数、国語がイマイチの中で、理科と社会で大きく点を伸ばせたのが合格の勝因かと思われる。参考に過去問での理社の合計点を載せる。
※過去問の得点。カッコ内は合格者平均点。第1回入試。
2021年度
社会 26点(36.0点)/理科 31点(37.2点)
合計57点(73.2点)▼16.2点
2020年度
社会 18点(31.9点)/理科 32点(39.3点)
合計50点(71.2点)▼21.2点
2019年度
社会 33点(39.3点)/理科 34点(36.1点)
合計67点(75.4点)▼8.4点
2018年度
社会 21点(33.0点)/理科 37点(34.5点)
合計58点(67.5点)▼9.5点
年度が最近の過去問は早い段階で解いたので、あまり得点をとれてないが、年度が昔になると実力がついた遅い時期に解いたので合格者平均に近くなっている。とはいえ、いずれにせよ合格者平均には届いていない。
2022年度 第1回入試
社会 37点/理科 41点 合計78点
過去のどの入試の合格者平均点よりも多く取れた。
1月は理科社会をひたすら解き続けた&過去問対策をしたのでこの得点率につながったはずである。
↓数カ月後に合格最低点が発表されたので照らし合わせてみました。
↓入試説明会の情報と過去問からどのように対策したかを次の章で詳しく述べたい。