1月に入るといよいよ本番間近。小3の2月からの長い長い中学受験の闘いも残りあとわずか。このころになるとさすがに子どももやっと緊張感が漂ってきはじめる。ということで、ちょうど1年前の1月にやったことを書き連ねる。
1月に対策したこと
小学校は全休
だいたい悩むのはここ。小学校は通わせるのかどうするのか。だいたいの有名な先生たちの言葉では、「本人が通いたいなら通わせる。普段通りで」というのが定番。だが、我が家は全休させた。その理由は・・
①普通に第一志望への学力が足りてない
12月最後の模試で80%合格率A判定をとっているのなら普段通りでいいと思うが、それに足りてないなら当然テコ入れする必要があると考えた。学校で遊んでいる暇はない。
②コロナとかインフルとか
今年は大丈夫だろうけど、コロナになったら受験することすらできない。コロナでなくてもインフルや風邪で受験当日に体調悪いなんてことがあったら悔やんでも悔やみきれない。受験しないのん気な小学生などに風邪でうつされたらたまったもんじゃない。
③最後の追い込み期間
テレワークだったのをいいことに、この期間で親子で徹底的に最後の追い込みをかけることに決めた。これは後述。
理社のつめ込み
「受験当日まで伸びる」は本当か
「受験当日まで実力は伸びる」という都市伝説があるが、実際に本当だった。とくに暗記科目の理社はこの1月で本当に伸びた。実際に第一志望であった攻玉社中でも、理社で合格最低点より13点上回る成果だった(過去最高の出来)。
↓詳細はこちら
理社:1月校の実際の入試をやった
1月埼玉、千葉で実際に入試にでた問題が日能研のサイトにアップされているので、それをダウンロードして印刷して、実際に何校も解いた。もちろん、ただ解くだけでなく本当に理解しているかをいちいち確認した。例えば、社会で正しいものを選びなさいという問題では、正解以外の他の選択肢のどこの箇所が間違っているかまで確認した。この時期は問題集をやるよりは実際の入試をガリガリやった方がよい。問題集の問題と入試では質が異なるから。ある程度入試を解いていると、だいたい入試で答えさせる解答がだいたい同じであることがわかる。問題集は理解させることが目的の問題なので、入試とは質が違う。
1月校の入試は時事問題対策にも
時事問題は実際の入試ほど参考になるものはない。時事問題対策本もあるが、内容量が多く、どれが重要なのかつかみづらい。だが、実際の入試に出題されているということは、それが重要だということになる。入試は11月~12月頃に作られると聞く。ということは、それより後の時事ネタは出題されない。
↓こちらに時事問題対策を詳しく書いてます。攻玉社中に限らず他の中学でもやることは同じです
算数は一行題と苦手分野
算数はとくに対策めいたことをしなかったが、何もやらずに算数センスが失われると困るので、日能研から渡されていた一行題プリントを毎日解いた。これのいいところは、いろんなジャンルの問題がばらばらに並んでいるので、実際の入試に近い。一行題プリントがない場合は、入試問題の一行題を解くのがよい。
また、攻玉社中では苦手の立体問題が毎年出題されているため、立体問題は基礎から実際の入試問題まですべてやり直した(実際に立体で及第点がとれた)。
西暦の計算問題
昨年は2022年だったので、「2022」にまつわる問題をネットなどから探してきて解いた。今年は2023年なので、これにまつわる問題がどこから必ず出題されるであろう。とくに、2023=7×17×17と算数の先生が喜びそうな数字なので絶対にどこかで出るであろう。
↓攻玉社でも2022にまつわる問題が出題
国語は何もせず
国語はやりようがないので、何もしなかった。その時間は理社にあてた。
過去問の解きなおし
第一志望の攻玉社中の過去問2冊6年間分の算数、理科、社会を改めてすべて解きなおした。9月や10月にやった過去問なんて覚えているわけがない、という前提。実際に覚えてない。解きなおしたおかげで、理科については6年前と同じような問題がそのまま出た!
逆に、他の併願校は一切やっていなかったので、落ちたら厳しい状況に陥っていたかもしれない。難しい中学になると過去と同じ問題が出ることはないのだが、学校説明会などで「対策は過去問を」と言っている親切な学校は本当に似た問題が出るので絶対に解きなおした方がいい。
過去問対策をと説明会で言ってた学校:攻玉社、高輪、暁星