合不合の判定で志望校、併願校の候補を決定(1月)

入試本番

先日、最後の合不合判定テストがあり、データとして参考にできるのはこれで最後になりました。先日、塾の個人面談では志望校、併願校についてある程度の方向性は決まりましたが、最終的な判断は最後の合不合を持って決めようということになりました。

基本的には、9月以降の合不合判定テストの偏差値を軸にAライン80偏差値と照らし合わせながら併願校を考えていくことになります。で、次男君はというと9月(59.1)、10月(55.5)、11月(60.3)、12月(59.0)という偏差値でしたので、平均すると58.5となります。

面談後に想定していた1月の併願校

1/12午前 早稲田佐賀(56)
1/20午前 専大松戸(53)
1/25午前 立教新座(59)

丸括弧内の数字はAライン80偏差値

面談で1月中に合格、不合格の両方を体験しておきたいと伝えると塾の先生からおすすめされたのが立教新座(59)でした。慶應普通部受験者も相当数受けるのでいい実践になるとのことです。たしかに、平均偏差値58.5だとちょうどこの合否で実力が偏差値通りにいってるのか判断できそうです。

NNそっくりテストゼミ5本勝負とかぶる

ところが、1/12早稲田佐賀と1/25立教新座がNNそっくりテストゼミ5本勝負の日程と重なることが判明。振替えはきくものの、とくに1/25は最終日なのでこの日を振り替えるの良くないと判断しました。

合不合の合否判定シミュレーションをしてみます

合否シミュレーションのやり方

「成績管理」の中に「合否シミュレーション」があります。ここで過去の合不合のテストを選びます。

すると、事前に登録していた志望校の判定と順位が出てきます。右上の「入試検索」ボタンを押すと、実は登録してない志望校も判定できるのです。

この画面から中学校を検索して、選択します。

そして右上の「追加」ボタンを押すと、新しく追加した学校の判定と志望者数とその順位まで出てくるのです。なんと便利!!

↓ちなみに過去の組み分けテストでも合否シミュレーションできます。5年生以下の方はご参考。

合否シミュレーションの考え方

①後期の平均偏差値58.5だったので、その数値に一番近くて直近開催の第6回 の偏差値59.0でシミュレーションする。
②後期4回の中で一番低かった回の偏差値55.5でシミュレーションする。

①は本番で出せる実力相応の目安、②は本番で失敗してもここまでは出せるという目安になる。つまり、抑え校やお守り校を受けるときは②を目安にすれば安心できそうだ。逆にワンチャンチャレンジ校狙いだとその時の一番いい偏差値を選んで判断してもいいかもしれない。うちの場合は、あまり変動がなかったので上振れのほうは期待していない。

1月 受験校

さきほどの3校に加え、ひとまず受ける可能性がありそうな学校を加えて合否シミュレーションをしてみました。

1/12午前 早稲田佐賀(56)
1/20午前 専大松戸(53)
1/20午前 市川(65)
1/21午前 東邦大東邦(62)
1/22午前 昭和秀英(60)
1/25午前 立教新座(59)

①偏差値59.0での判定は早稲田佐賀80%、専大松戸80%、市川25%、東邦大東邦55%、昭和秀英70%、立教新座80%でした。

②偏差値55.5での判定は早稲田佐賀75%、専大松戸80%、市川20%、東邦大東邦35%、昭和秀英45%、立教新座55%でした。

さて、この1月受験は「合格」という文字と「不合格」という体験をすることを目的としています。これまで何年間も受験勉強をしてきた証が「合格」。しかし、ここで2連続で「合格」となってしまうと、2月以降の受験において「なんだチョロいじゃん」と慢心してしまいかねません。なので、「不合格」になることもあることを体験しに敢えて不合格もとりにいく。千葉受験が本番の人には何言ってんだと思われるかもしれませんが、戦略としては正しいと思っています。

1月併願パターン決定

まず、初戦は

1/12午前 早稲田佐賀(56)

を受験。NNそっくり5本勝負と重なるがやむなし。受験会場も早稲田大学なので千葉より近場で負担も少ない。

2戦目は、初戦の結果で以下のようにかえる。

1/12午前 早稲田佐賀(56)→×なら
1/20午前 専大松戸(53)

1/12午前 早稲田佐賀(56)→〇なら
1/20午前 市川(65)

初戦の早稲田佐賀が×だった場合、偏差値59.0でも55.5のシミュレーションでも80%だった専大松戸を受けて「合格」を勝ち取る。長男の時もそうだったが初戦はとても緊張したと言っていた(結果は「不合格」)ので、確率的には早稲田佐賀は合格可能性は高いが実力が出せないおそれもある。

早稲田佐賀が〇だった場合、ここは敢えて市川を受験。いやいやいや、無謀すぎるでしょ!と言われるかもしれないが、「不合格」を取りに行くならこれでよい。塾の先生におすすめされた立教新座はNN5本勝負と重なったので回避。そして、市川受験にした最たる理由は受験会場が幕張メッセであることと2500人を超える受験者がいること。これに保護者を加えたら現地に5000人以上いることになる。

緊張しないわけないこの雰囲気。この雰囲気に1回のまれておけば、2月本番でのまれることはないと思いました。

ということで、1月受験校の併願パターンでした。

2月の併願はこちらです↓↓

また長男が4年前に同じように1月校を受けましたがその併願パターンはこちらです。↓↓