さて、四谷大塚Y、早稲田アカデミーW系最大のイベントと言っていい合不合判定テストです。しかし毎回思うのですが、このネーミング凄いですね。「合格判定テスト」ならまだわかるけど、「合不合判定」ですよ。「不合格」も判定するテストですから。それはさておき、前回はあまり芳しくなく、当然塩判定でした。今回はどうでしょうか。ネット上では素点が先に出た(偏差値は未公表)段階で、「前回よりも何十点も上がった!でも平均点も上がってそう」「今回は素点アップキャンペーンなのか!?」という歓喜と心配の声が多く聞かれました。次男君はといえば、60点近くアップ。さあどうだったのでしょうか。
国語 偏差値53.2
算数 偏差値61.9
理科 偏差値46.8
社会 偏差値64.5
4科 偏差値58.3
4教科偏差値58と前回の組分け、前々回の組分けテストと同じ成績となりました。つまりは、このぐらいが実力通りということなのでしょうか。嬉しいのは算数が偏差値60以上だったこと。そして社会9割で偏差値64。しかし、4教科は偏差値60に届きません。世知辛い。
志望校の判定結果です。
慶應普通部の合格率25%、慶應中等部30%。攻玉社2は65%、世田谷学園4は80%、都市大付属等々力2は80%と偏差値が4上がるだけで全然違う結果に。しかし慶應の2校は相変わらず塩判定。
ここで、慶應普通部と慶應中等部は合格80%ラインが同じ65なのになんで、若干中等部の方が判定がいいの?ということです。
合格率 80% 50% 20%
慶應普通部 65 62 57
慶應中等部 65 61 56
実は50%と20%ラインが中等部の方が若干ゆるいことで判定が異なりました。だいたい目にする偏差値表は80%ラインが多いのですが、このように下のラインを見てみると難易度が微妙に違うことがわかります。
今回のAライン偏差値80では偏差値65に御三家の一角・麻布と海城が位置しています。
合格率 80% 50% 20%
麻布 65 61 57
海城 65 62 59
50%や20%のラインを見ると海城の方が麻布よりもそれぞれ2づつ高いことがわかります。ということは、海城の方が麻布より難易度が高いと言えますね。意外!(今年狙い目かも)
ちなみに、個人成績表一覧から「Web成績表」というのをダウンロードできます。ここに各志望校の判定と志望者の中の順位が出ております。
慶應普通部「E」。Eって英数字見ると戦意喪失しますね。
他は慶應中等部「E」、攻玉社2「C」、世田谷学園4「A」、東京都市大等々力2「A」でした。
ちなみに、長男君は小6の5月のN公開模試では偏差値61.3でしたが、6月の模試は53.5と急落。その後、後期の11月時点の模試では偏差値50.3です。なので、この時期に一喜一憂してもその先はどうなることかわかりません。
↓(参考)長男の成績との比較