先日、志望校別オープン模試があり、今のところの第一志望である慶應義塾普通部(以下、慶應普通部)がありましたので受けてきました。同時にNN志望校別コースの慶應普通部クラスの入会資格審査試験でもあります。このテストで一定以上の成績だとNN慶應普通部クラスに入会できます。試験会場は早稲田アカデミー日吉校。
保護者説明会も同時開催
同時に保護者向け説明会が30分後に横浜で開催されるので、日吉に送ってから横浜に移動しました。慶應普通部の入試の特徴や各教科の対策とNNコースの年間予定の説明がありました。そして、合不合判定テストや一般的な模試などの偏差値はあくまでも一般的なテストでの偏差値であり、慶應普通部含めて各学校の特徴ある問題を解ければいいのでその対策がとても重要だとのことです。そりゃそうだ。我々はこの対策をしてもらいたたいがために早稲田アカデミーに入ったようなものです。なので、ここでNNコースに入らなければ何のために通ったのか、ということになります。
NN慶應普通部は7クラス編成だと言ってたので、1クラス20人だとすれば模試で140位くらいに入れれば入会できそうです。合否判定はともかくとして、それこそ「なにがなんでも」まずはNNクラスに入会しなければなりません。ちなみに塾の校舎の先生からは、志望校が違ったとしても他のNNに入会することをおススメされました。あれ?その学校に即した対策をしてくれるんだったら、他校クラスに行ったら意味ないのでは??実は後期から各学校の本格的な対策に入り始めて、前期ではそれの元となる基礎知識をつけるという意味では大差ないのだとか。なので、地理的に通える範囲の校舎でNNコースが開催され他校のオープン模試を午後にも受ける忙しい一日となりました。
算数 偏差値61.9 評価B
国語 偏差値50.3 評価C
理科 偏差値41.7 評価D
社会 偏差値42.8 評価D
4科 偏差値50.0 評価C
算数が偏差値61もあり順位も28位と芳しい成績でしたが、理社がイマイチで4教科では偏差値50とど真ん中でした。慶應普通部は理社も算国と同じ100点満点の4科合計400点満点なのが特徴だとそういえば、説明会で言ってましたね。
今回のテストが本番だったら | あと15点 | 合格可能性 30% | 予想合格点 181点 |
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と、表示されておりましたので、合格にはあと「15点足りなかった」ということになりました。前回12月に実施した慶應普通部ジュニアオープンでは「8点」足りなかったのでその差が拡がってしまいました。前回と違うところは受験者数が186人→299人と100人以上増えてるので、SAPIXなど他校からの受験があり、その分相対的に下がったともいえそうです。実際の入試では2025年では630人が受験してるのでさらに倍の数です。合格者189人でしたので、この模試では半分の90位には入っておきたいところでしょうか。
そして、肝心なのはNN慶應普通部コースの審査ですが・・・
NN慶普コース | 合格 | 入会基準 158点 |
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8点差で合格!とりあえず、「なにがなんでも、NN(なにがなんでも)コースに入る」ことができました。良かった良かった。もちろんコースに入ることがゴールではないですが、ここでちゃんと対策をしてくれれば、上記の15点差を逆転することが可能になるでしょう。
仮点数入力でシミュレーション
この模試では「仮点数入力をしてシミュレーションする機能」がついています。「合格点まであと15点足りない」とあったので、15点加点してシミュレーションしてみました。
理科に15点追加して、25→40点。それにより4教科168→181点となります。すると
理科
偏差値41.7→57.6
順位233→55位/299人
4科
偏差値50.0→54.3
順位149→91位/299人
と変化がありました。
さて、さきほどあった合格ライン181点は偏差値54.3の91位/299人となりました。前回のジュニアオープンでは合格ライン偏差値52.7で70位/186人だったので、偏差値的には多少難化したこととなります。
合格判定のロジック
帳票に「今回の合格判定はその3分の1の位置を「可能性50%」としています。」と書いてあったので、そういうことなんでしょう。また各偏差値の人数と合格可能性評価の判定範囲があったので、人数を数えてみました。
安全圏(評価A) 合格可能性75%~
36人 偏差値62以上
上位36人 12.0%
可能圏(評価B) 合格可能性50~75%
54人 偏差値55以上
上位90人 30.1%
努力圏(評価C) 合格可能性25~50%
92人 偏差値48以上
上位182人 60.8%
要検討(評価D) 合格可能性25%未満
117人 偏差値48未満
182位~299位
どうやら
・評価B以上(上位30%)が合格ライン
・評価C以上(上位60%)が入会基準
だということがわかりました。まあ判定は判定なので、それに一喜一憂せずにとにかく対策、対策ですね。(ちなみに別のNNでわかったが評価Eもあるっぽい)
さあ、この後は午後のNN模試です。